カテゴリー: 詩集

  • 頬の恒星

    わたしの頬に 赤い恒星

    気が付いた頃には 赤く膨張し

    皮脂というのか膿というのか 中に黄色の菌の死骸が

    死骸が、ぶくぶく、ぶくぶく 膨張して 超新星爆発!!!

    そうして 赤黒い残骸を残し

    いずれ ふたたび 宇宙に還る

    わたしの顔には 星の残骸が いくつもいくつも 残っている

  • かゆい皮膚

    赤の水玉模様

    かゆくて少し痛む

    私の頭では知り得ない、何か、良からぬものを

    排除しようと、している結果なのか

    普段は気にも留めない、私の腕に

    触れた何かと何かが、皮膚の上で混ざって

    皮膚が、私を守ろうとしている

    心も同じように、かゆくなって、赤くなって

    ぶつぶつができれば、あの子にあんなこと言う前に

    私の心を、守ることができただろうか

  • 夜の散歩

    夜の散歩が好きだ

    世界が静かに、深く、夜に沈んでいくような感覚がする

    夜の中、海の底で、彼と2人だけになったような

    おしゃべりの中に、本音を気付かれないように紛れ込ませて

    月明かりが、いつもの自分でいられなくさせる

    今日はもう、おやすみなさい。

  • 詩なるものを書いてみようと思う

    いま、眠い頭でこれを書いている。

    ここ数年、自分の頭がエゴの声で埋め尽くされていて、そのことに無自覚だった。

    そのことによる弊害で、大事な友人も失ったし、何より自分の本質との繋がりがなくなった。

    自分の本質というのは、スピだとハイヤーセルフというものなのかもしれない。

    私は自分がADHDだと診断を受ける前までは、自分の本質と繋がって生きていて、自分らしく、自己否定という概念もなく、本当に幸せだった、なあ。
    そこから診断を受けて、自己の価値基準を外部に求めるようになり、
    自他を比較し、自他の境界線が曖昧になり、どう振る舞って、どう発言をすればADHDだということがバレずに、「普通に」見られるのか?を基準に生きるようになっていた。
    そのような生き方を無自覚に始めて、いつの間にか「消えたい」という気持ちが常にあって、大事な友人も失ってそこでようやく、気が付いたのだった。

    過去の自分を思い出して、私はそこに帰りたいという気持ちが強い。絶望の中思い出したことがある。雪の上に寝そべって、「神は自分の中にあるし、というか自分が神で、世界にも神がいて、私の神と世界の神は繋がっていて、世界は愛で出来てるんだ」ということを本気で思ったし、理解していた。よく、スピリチュアルな界隈で言われているようなことだと思うけど、本当にそう理解して腑に落ちていた。

    色々なエゴや凝り固まった感情エネルギーにより、私は自分の本質と繋がれていない。また、繋がりたい。そうしたら、やっと自分として生きていける。

    自分の本質と繋がれなくなってから出来なくなったことに、「自己表現」がある。
    音楽を作っていた。繋がれている時に作った曲と歌詞は、本当に!素晴らしいものだと思う、ただ、繋がれなくなってから作ったものは、ただよく思われたいという動機により作られていて、本当につまらないものでしかなく、そして今となっては、メロディーも言葉も何も出てこない。
    よく言われる、「曲が頭に降ってくるんですよ!」みたいなこともあった。歌詞と曲が同時にできることもあった。そこまでには頭で「ああでもない、こうでもない」とこねくり回す時間もあり、そういう時間を経た上で突然降って湧いてくることがあって、
    それは自分と繋がれていたからなんだと、今になって思う。

    私は変わりたい。幸せに生きたい。そのために、自分との繋がりを取り戻したい。

    そのためにまず、詩を書いてみようを思う。詩なのか何なのか、よくわからないけど、とにかく短くても何でも、書いていこうと思う。

    どうやら私は弱い生き物で、エゴだとか、エゴに付随する負の感情エネルギーだとか、そういうものにめちゃくちゃ弱い。
    なので、何かしら発散したりしていかないと、自家中毒で死ぬ。

    何も思い浮かばない時もある。その時はその時で、適当に書く。

    このサイトは、最初はコロナ禍でかつ無職であった自分が、おこづかい稼ぎで始めようとしたブログが始まりだったけど、今日色々と改造して、自己表現の場にしていこうと思う。

    書くからには誰かに読まれたいけど、それよりも大事なことは、自分の感情や自分自身を、表現して世界に発信すること。
    読まれなくても、いや、読まれたいけど、読まれることを目的にはしない。

    おやすみ!