【無職】工場で夜勤の1日だけの短期バイトしてみた【就活中】

無職、就活中。失業手当がまだ出ない。バイトしたいけど・・・

無職で就活中の頃。
失業手当は出るまでにラグがあったので、とにかく「お金」がなくなることが心配でした。
貯金も少ないし、とにかく時間があるときにはお金を稼ぎたい。
ただ、短期で1ヶ月だけのバイトって、探してもなかなか見つからない!!!
しかも就活中なので、面接がいつ入るかわからないし、いつ職に就けるかもわからないから、
1ヶ月だけ、3ヶ月だけのバイトもしづらい・・・。
そこで見つけたのが「1日限定の短期バイト」。
専用のサイトがいくつかあり、ネットだけで登録できるものもありました。

PC組み立て?の工場でのアルバイトに決めて、無事に採用。
どんな感じなんだろう???

工場バイトへの不安・・・

夜勤できるのか!?

本当は昼がよかったんですけど、全然空きがなく・・・
今まで工場でのバイトも、夜勤でのバイトもしたことがなかったので
「これもいい経験だ!」と思い試しにやってみました。
夜勤のため、21時から〜朝6時まで。
夜に起きているのが苦手な自分にはできるのか?意外とできたりして??

工場バイトって、すごく怖い人に怒鳴られながらやるのかな?

勝手なイメージすぎなのですが笑
なんとなく、ガラの悪い人に怒られながら作業するイメージがあったんです。
どんな怖いところなんだろう・・・と思っていました。(スミマセン)

人生初の工場での夜勤バイトレポ!!

担当者から簡単な説明を聞いてから着替えていざ働く!!!

求人担当者の方から(コミュ障な感じで上から目線な人だったなー・・・)簡単な説明を受け
書類に署名したり、工場でのルールなどを一通り教えてもらい、工場の担当場所を割り当てられました。

実際に工場内に入り、専用の靴、上下の作業服(大量に置いてある)を手に取りロッカーへ。
ロッカーへ行くと、若い人からおばあちゃんまで様々な年齢層の人がいました。
ギャルっぽい子から地味な人まで本当にたくさんの人がいました。

始業前に「ここにいてね」と言われるも迷子に。

始業前に「ここで待機していてください」と工場内で言われたのですが、
靴のサイズが合わず靴を履き替えに行ってしまい・・・
初めての場所というのもあるし、風景が似ていることもあって、
元いたところに辿り付けず。
「あれ、どこだっけ!?」となっているときに突如鳴り始めるラジオ体操の音楽。
なんとなく人が集まっているところにとりあえずいることに。

あれ、みんな優しいぞ??

社員さんらしき人がリーダーで指示をもらい作業をしました。
毎日バイトする人は変わるだろうし、たくさんの人がいる中、
ちゃんと名前を聞いてくれて名前で呼んでくれました。
女性の社員さんも声を掛けてくれて、休憩室まで一緒に行ってくれたり。
もちろん、怒鳴る人なんていない。
みんな真面目に作業をしていました。

休憩室めっちゃ綺麗

休憩室は大きい部屋で、自販機やレンジなどがありました。
とても綺麗な空間で、机と椅子、ソファー席もありました。
明るく清潔感のある空間で、テレビも付いていました。

ひたすら同じ作業を繰り返す・・・・

バイトによく来ているらしき人もたくさんいて、仲良しグループ的なものもできていました。
そういった方々はたまに会話もしていましたが、知り合いゼロな私はひたすら黙々と
5ほんのコードを輪ゴムで束ねる作業をしていました。
実労働時間8時間のうち、休憩は1時間ですが1時間を2、3回くらいに分けて休憩してました。
この作業は一体どこのどの部分なのかも全くわからないまま、ひたすら作業。
これ自体はそれほど辛くはありませんでした。
いや、嘘です、長時間となると正直飽きてきます。
作業しながら、頭の中でひたすら考え事をしていたりして過ごしていました。
ただ、単純作業をやり続けることはきつかったですね・・・
セキュリティ上、スマホ持ち込めないから時間もわからず。(腕時計つけてよかったのかな、忘れました)
工場内には時計が限られたところにしかなく、私がいた場所からは時間がわからず。
時間がわからないのも結構きつかったです。

一番辛かったことは睡魔

夜勤なので当たり前なんですけど、睡魔が来ます。
それも堪え難い睡魔です!!!
私は夜起きているのが苦手です。12時には自然と眠くなる。
そんな自分は夜勤ができるのか?起きていることは苦手だけど、仕事だったらできるのかな?
という実験も込めて今回チャレンジしました、
眠いのに寝れないのって、ほんとおおおおおおおおにストレスです!!!!
何度も、何度も、何度も目が閉じてはハッとして起きるを繰り返しました。
「今すぐふかふかのお布団に包まれて眠りたいよおおおおおおお」
という気持ちを堪えながら、コードを束ねる。
睡魔さえなければまだ辛くはなかったと思います。

ようやく終業のベルが鳴った

終業のベルが鳴り、定時で解散。
定時後も少し作業をしていたチームもありましたが、
私のところは定時で終わりました。
ロッカーにはこれから働くであろう人たちも集まっていて、たくさんの人がいました。
働いている最中は死ぬほど眠かったのに、なぜか終わった途端に眠気がなくなりました。
(学生時代も授業中は眠いのに終わると目がスッキリしてたりしますよね何なんですかねあれ)
同じ斡旋会社から採用された大学生の男の子と駅までなんとなく一緒に帰りました。
彼も夜勤バイトは初めてだったらしく、「眠くて死にそうだった」と言っていました。
夜勤明けの少し高めのテンションで、お互いがどんなことをしていたのか話しました。
その中で彼と私とで「もう夜勤工場はやらない」という話をしました笑
何より睡魔がきつかったので、やはり自分には「向いていない」と思いました。
毎日働いている人だったら生活リズムが出来上がっているかもしれないけど、
そうじゃない私には到底無理だな、と思いました。

夜勤工場バイトに向いてる人

・人間関係が煩わしいと思う人
・夜起きているのが得意な人
・1人で黙々と作業していたい人

このような人には向いていると思います。

感想

工場の人もいい人だったし、休憩室も綺麗。
作業自体も簡単なことだったけど、夜勤は絶対に向いていないことがわかりました笑
どちらかというと朝の方が得意なので(そうでもないか?)
そして夜勤バイトが終わった後の疲労感と睡眠時間で1日をだらだらと過ごしてしまったのと、
やはり1日バイトでは昼の仕事にありつけることが難しかったので、
無職中に働いたのはこの日だけでした笑

幸いにも、住居確保給付金を貰えたことと、
通常ある失業手当の3ヵ月の猶予期間が台風被害地域に認定されていた地域に住んでいたため
1ヶ月の猶予期間に短縮されたことで、お金は工面できそうなことがわかり、
無職だった時には「今回はきちんと就職先を見極めたい、時間をかけたい」と思い、
バイトはこの1日だけでした。
(ちょうどコロナが流行りだしてきた時期だったこともあり、早めに決めないととも思っていたので)

何事に対してでも言えることですが、「自分はこれが苦手だから無理だろうな」と諦めるのではなく、
「これが苦手だけど実際にやったらそうじゃないかもよ?」と挑戦することはいいことだなと思いました。
今回はその予想通りだったのですが、これを教訓に「夜勤」がある仕事はしないようにしようと思いました。

同じ境遇の方でやってみようと思っている人の参考になればと思います



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